
Jules Richard Stereoscope Brevete Verascope Richard Stereo Viewer
ジュール・リシャール社(Jules Richard)によって1800年後期に製作された、
立体(3D)ガラス写真と、それを見るためのステレオスコープビュアのセット。
立体写真は微妙な横ずれをもつ2枚のガラス写真で、左右の眼で別々に見ることにより三次元的な立体感を生じさせます。
ガラス写真は18枚が当時の箱に入っています。ステレオスコープはマホガニー木製の箱型。
側面にあるガラス写真を差し入れる細長い開口部より挿入します。
ステレオスコープは1856年にイギリスの科学者、ジョン・B・ダンサーが発明。
19世紀後半にヨーロッパで一大ブームとなりました。
その後リュミエール兄弟(フランスの映画発明者/映画の父)が、1890年に世界初の映写機シネマトグラフを発明。
シネマトグラフを用いて1894年にフランスのリヨンで作られた世界初の動く映像「工場の出口」は大変有名です。
このリュミエール兄弟によって作られた、モノクロ無声ドキュメンタリーが世界初の映画と言われています。
リュミエールは1900年に開催されたパリ万博でも映画を上映し、世界中からやって来た人々を驚かせました。
こんな小さな木の箱から現代にまで続く映画の世界が始まったと思うと、、、何だかワクワクしてしまいます。

世界初の映画「工場の出口」
■ガラス写真











■ステレオスコープ









・France 1800’s後期
・サイズ:縦7.5cmx横13.5cmx高さ14cm
・OT1335 ¥35,000-
※価格は全て税込みになります
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